パスツレラ感染症 スナッフル症状

今から約25年以上も前に初めて飼育したうさぎのミフィが晩年の頃、突然くしゃみ(スナッフル)をし始め、少しずつ体調が悪化していきました。最初は小さな症状だったのですが、顔に腫瘍ができた箇所から膿がでるなど、さらに深刻な症状が現れました。獣医さん数か所を訪れてようやくパスツレラ感染症と診断され、長い治療が始まりました。この病気は、免疫力の低下やストレスをきっかけに発症し、体が弱い場合には合併症を引き起こし、命に関わることもあります。

 

ミフィの治療は非常に時間がかかり、不安もありましたが、何件もの獣医を探し、最後に遠方の獣医さんのサポートを受け、最終的に回復し、ミフィはその後11歳まで元気に生き続けました。

 

パスツレラ菌は、多くのうさぎが保菌しているものの、普段は無症状のことが多いです。

 

しかし、高齢、ストレスや不衛生な環境、免疫力の低下が原因で症状が出てしまうことがあります。鼻炎や副鼻腔の感染が進むと、呼吸器や内臓に影響が広がり、深刻な合併症につながることもあります。 早めの獣医さんの受診をおすすめします。