うさぎの病気

鬱滞(うっ滞、GI Status)症状と治療

 

うさぎの消化器 うっ滞(GI Status):症状・治療・予防法

 

うっ滞(鬱滞)は、うさぎの健康を脅かす深刻な問題です。うっ滞の症状、適切な治療法、そして効果的な予防策について解説します。

 

1. うっ滞とは?

2. 見逃せない6つの症状

3. 獣医師による治療法

4. 飼い主ができる8つの予防策

 

1. うっ滞とは?

 

うっ滞は、うさぎの消化系が正常に機能しなくなる状態です。放置すると命に関わる可能性があるため、早期発見・早期治療が極めて重要です。

 

2. 見逃せない6つの症状

 

うさぎのIうっ滞を示す主な症状は以下の通りです:

 

- 食欲不振または全く食べない

- 糞の量の減少や大きさの変化

- 元気がなく、動きが鈍い

- 体を丸めてうずくまる姿勢

- 歯ぎしり(痛みのサイン)

- お腹の膨らみ

 

これらの症状が見られたら様子見をせず、すぐにウサギに詳しい動物病院で治療を受けてください。

 

3. 獣医師による治療法

 

うっ滞の治療には、専門家による適切な処置が不可欠です。

主な治療法は:

- 輸液療法による脱水対策

- 痛みを和らげる投薬

- 腸の動きを促進する薬の投与

- 場合によっては強制給餌

- プロバイオティクスによる腸内環境の改善

 

4. 飼い主ができる8つの予防策

 

うっ滞を予防するために、日頃から以下の点に注意しましょう:

 

① 高繊維食を与える(食事の70-80%は良質な干草を)

② 新鮮な水の常時給水

③ バランスの取れた野菜の給餌

④ おやつの制限と急激な食事変更の回避

⑤ 十分な運動と遊びの時間確保

⑥ 定期的なグルーミングで毛球症を予防

⑦ ストレスの少ない環境づくり

⑧ 定期的な獣医検診の実施

 

まとめ

 

うさぎのうっ滞は怖い病気ですが、適切な知識と日々のケアで予防できます。症状をいち早く察知し、迅速に対応することが大切です。

 

うさぎの健康管理について、さらに詳しい情報が必要な方は、信頼できる獣医師に相談することをおすすめします。

バクちゃんまたうっ滞になりました
2024年8月 
朝、バクちゃんがいつもは朝ごはんをお立ち台の上で待っているのに、台の下に隠れてでうずくまってました。

昨夜までは元気だったのに。 試しに大好物の🍌バナナをあげても無視。 💩うんちもでてません。 

最近換毛も激しいので、うっ滞だと思いすぐ獣医さんに直行。 

レントゲンで確認したら、やはりガスがたまってました。 お薬を注射、点滴もしてもらいました。 
液体の薬を処方され、朝晩シリンジで与えました。 その晩からやわらかい💩が出始めすこし動くようになりました。
バナナは相変わらず、無視、牧草も少し食べ始めました。